便利で安心な院内処方

今はほとんどのクリニック・病院が医薬分業化の推進により「院外処方」になっております。 ただ、患者さんの立場にたつと「?」を感じます。 当クリニックは、患者さんの移動の手間や会計の手間を1箇所で済ますことができる利便性を考え、患者様に優しい「院内処方」を採用しています。

院内処方・・・診察を受けた医療機関で直接薬を受け取る処方

院外処方・・・医療機関で処方箋を発行してもらい、調剤薬局で薬を受け取る処方

患者さんの目線から

当クリニックに来院される患者様の中には、小さなお子様や高齢者の方もたくさんいらっしゃいます。

院内処方では、

受付ー診察ー投薬ー会計

一箇所で終えることができます。

こんな時は便利です

  • 具合が悪くて不機嫌なお子様を連れての移動
  • 雨降りに中の移動
  • 車いすをご必要とされている方の移動
  • わざわざ車を動かさないといけない
  • 調子が悪いのに何度も問診票の記入や保険証の提出、会計など

「病院に行って疲れてしまった」という経験をされた方は少なくはないと思います。 「できれば1箇所で終わりたい」そう思うのが当然です。

家計にも優しい院内処方

実は、院内処方は院外処方と比べ

「会計時もが負担が少ない」

というメリットがあります。

病院でかかる診療費、処方薬の費用は、保険診療の場合は国で一律決められています。
院外処方が高い理由は、薬剤師さんが専門的な知識で丁寧に説明を行いますので、様々な費用が発生し院内処方よりも院外処方が高くなってしまいます。

選ぶのは患者さん

院内処方のメリット

  • 移動の負担がない
  • 1箇所で受付から投薬までできて手間が少ない
  • 調剤薬局等への手数料等がないため家計にも優しい
  • 希望により、薬の変更追加、日数の調節が窓口で簡単にできる。
  • 診療の内容をすぐ確認できるため、より的確に服薬について説明できる。

院外処方のメリット

 
  • 薬剤師が専門的に薬をチェックするので安心
  • 薬の取り扱いの種類が多い
  • かかりつけの調剤薬局であれば、他医療機関の薬の処方などをしっかり把握、チェックができ、より安全性に優れている

どちらにもメリット・デメリットがあります。 かかりつけの調剤薬局をお持ちの患者様には処方箋をお出ししておりますので、お気軽にお声掛けください。

最後にひと言だけ

ひとつだけ付け加えさせていただければ、院内処方は「儲かる」と思われている方もいらっしゃいますが、全く逆です。
院内処方は、人件費・薬の保管場所・薬袋や伝票印刷など経費がかさむ割には、診療点数も少なく、薬価差益(薬の利益)も微々たるものです。
本音では利益のことだけ考えると、「院外処方への変更」も検討しました。
現在、多くの医療機関が『院外処方』を採用していることをみても、クリニックにとって院内処方はデメリットが大きいのですが、患者様の移動や経済的負担を減らすことを目的に当クリニックは、可能な限り院内処方を続けてまいります。

「もし自分自身が患者なら・・・」 私たちは自分自身も家族も受診したいクリニックを目指しております。

 

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