5月3日の当番医を終えて ー新型コロナウイルス対策ー

こんにちは。宇土のはたて耳鼻咽喉科です。
地域の皆様に頼りにされるクリニックを目指してまいります。

さて、新型コロナウイルス感染症の混乱の中、非常事態宣言も発令されており例年のゴールデンウィークとは違った過ごし方をされているのではないでしょうか?

手洗い・うがい・マスク。そして『STAY HOME』お家で過ごしましょう。

当クリニックは5月3日は休日当番医でした。
休日当番医の際は、発熱の患者さんが普段よりも多く来院されます。
冒頭にも書きましたが、新型コロナウイルス感染症の感染が心配されております。

新型コロナウイルス感染症の初期症状としては、テレビやラジオ、新聞等でご存知かと思いますが
・37.5度の発熱
・強いだるさ(倦怠感)
・強い息苦しさ(呼吸困難)
・急に味がしなくなった(味覚障害)
・急に匂いがわからなくなった(嗅覚障害)
などが挙げられます。

当クリニックでは様々な新型コロナ感染症の対策を行なっておりますが、この休日当番医に初めての試みを行いました。
「発熱外来」とまではいきませんが、新型コロナウイルス感染症の疑いがある患者さんには、特定の時間に来院していただくように患者の皆様にご協力をお願いいたしました。

<流れ>
①入り口(換気の良い外)で、新型コロナウイルスの口頭問診
②自動ドアと自動ドアの間(風除室)で検温
③1と2に該当しない患者さんは診察
④1及び2で該当項目がある場合は、午前診療の終了1時間前と午後診療の終了1時間前に、完全防護の中、ドライブスルー診療(患者さんの車の中で診療)
というような変則的な診療体制を行いました。

耳鼻科ですので、大半の患者さんは「鼻水・鼻詰まり・咳・喉の痛み・花粉症・アレルギー」などで来院されます。
耳鼻科領域の症状の患者さんにも安心してご利用していただく。かといって普通の風邪症状(新型コロナの初期症状は風邪症状と似ているところが多い)の患者さんをシャットアウトしてしまっては、地域のクリニックとしていかがなものか思案しました。
スタッフ全員でミーティングを重ね試行錯誤して、長期化するであろう新型コロナウイルス対策として今回の「発熱患者のドライブスルー診察」を試験的に行なってみました。

ドライブスルー診療
完全防護服

全ての患者さんに安心していただき、スタッフやスタッフの家族も安心できる。
その基本は「感染しない」「感染させない」です。
一人ひとりが心がけることによって、新型コロナウイルス感染症の拡大を封じ込めることができるのだと信じています。

当クリニックでは、現時点では新型コロナウイルス感染症のPCR検査、治療は行なっていません。
検査や治療が行えるようになりましたら、院内ポスターやこのホームページお知らせいたします。

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